ヒメアノ～ルを観た感想

滝沢歌舞伎とフォエプラとシブヤノオトとMfTの感想が貯まる中、

どうしてもヒメアノ～ルだけまとめたいと思い、

個人的な感想をまとめます。

土曜日にまた観るので、追記の可能性もあり。

昨日MfTの大阪楽昼夜観劇した後に映画は重かったです…。

ジャニーズとかジャニーズじゃないとか、そんな次元じゃなくて

ただ単に、森田剛が凄い、そう思った作品でした。

巷では、見るに耐えかねて途中退場者が多かったと聞いていましたが

わりと2次が好きだった時ので耐性がついていたのか、普通に見られました。

でも、凄い踏み込んだ内容をよくR15でいけたなあと思いました。

高校生見て大丈夫なのだろうか。。。。 

【途中】以下ネタバレです、考察したいのにただの感想になっている

森田剛という存在を消す 

スクリーンに剛くんが居るはずなのに、中身が空っぽな人形みたいな彼が凄い。

そこには息を吸うように嘘をつき、人を殺していく森田正一しか居なかった。

どうしてあそこまで目で演技ができるのだろうか。

いろんな人が言っているように、目の輝きのコントロール力が本当に凄い。

私は舞台での剛くんをまだ見たことはないが、コンサートのDVDやテレビ番組の時とは本当に違った濁った目。

「人生終わっている」という言葉が本当に目から伝わってくる。

スクリーンを通して見ていても鳥肌が立つのだから、共演者も声を揃える通り

実際は更に怖かったと思う、凄いリアリティ。

剛くんが各所で話していた、ラストを見てやりたいと思ったというラスト。

何気ない1日でも、あの日が森田正一にとって最後の幸せな時間などだとしたら、

彼は逆に純真だった故の行動だったのだろうか。

実家で飼っていた犬と、歩道にいた犬がリンクしていたことも

人に対しては憎悪の塊だった、しかし生き物という種類では無い。

そんな部分に彼の純粋さが隠れていたのだろうか。

そして、最後に一人昔に戻る彼。

でも、彼はあのまま亡くなったのだろうか。。。

そう考えると最後のシーンは、彼の走馬灯の映像が映し出されていたと感じる。

ユカちゃんの脱ぎシーンが、本当にリアルでそしてエロかった。

女性から見ても不快感もなく、見ていて恥ずかしい…とかそういう気持ちにもならなかった。

純粋に綺麗で可愛かった。

身体を張った剛くん。

自慰シーンがあることは知っていたが、あそこまで脱いだりすると思わなくて

俳優：森田剛ってこんなにすごいんだと感じた。

足の細さと綺麗なお尻の形に凄く目が行く……。

殺人のシーンも、本当にリアルというか体力も精神力も削られまくりの撮影だったと思う。

優しい心を持った剛くんだからこそ、今回の役もできたのではないかと感じる。